予定を変えるのが怖い…断ることに罪悪感を感じてしまう理由と心の整え方

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はじめに

体調が優れない、気分が落ちている、ただなんとなく疲れている…。
予定を変えたいと思っても、「申し訳ない」「怒られるかも」という不安が先に立って、言い出せずに無理してしまう。

そんな経験、ありませんか?
私はHSP気質で、人との約束を変更することに強い抵抗を感じていました。
相手の反応ばかり気にして、自分の本音を押し込めていたんです。

この記事では、予定を変えることへの罪悪感の正体と、
少しでも心を軽くする考え方と行動のヒントを紹介します。


なぜ予定を変えるのが怖いのか?

■ 相手の反応が怖い

「がっかりされるんじゃないか」「怒られるかもしれない」
そう思うと、断ることや変更を切り出すことができなくなってしまいます。

でも、よく考えると自分が誰かに予定を変更されたときって、
「仕方ないよね」「大丈夫だよ」と思うことの方が多いはずです。
人は意外と優しい。けれど、自分のことになるとそれを忘れてしまうんですよね。


■ 約束は絶対に守らなければいけない、という思い込み

真面目な人ほど、「一度決めたことは最後まで責任を持つべき」と考えがちです。
予定変更=相手の信頼を裏切る、と思ってしまう人も少なくありません。

でも、体調やメンタルの状態は日によって変わります。
自分を大切にするために予定を調整することは、誠実さを失うことではありません。


■ 自分の不調を“理由にする”ことに抵抗がある

「こんな理由で断ってもいいのかな」
「甘えてるって思われないかな」
そんなふうに感じて、ギリギリまで我慢してしまう。

でも、不調はちゃんとした理由です。
目に見えないだけで、心の疲れも立派な“休むべきサイン”です。


心を軽くする考え方と対処法

■ 相手に正直になりすぎなくてもいい

予定を変える理由をすべて説明する必要はありません。
「最近ちょっとバタバタしてて」
「少しゆっくりしたくて」
そんなふんわりとした言い方でも、気持ちは十分伝わります。


■ 「ごめんね」+「ありがとう」のセットで伝える

たとえば、こんなふうに伝えてみましょう。

ごめんね、ちょっと体調が良くなくて。
また改めて声かけさせてもらえると嬉しいです。ありがとう!

丁寧な言葉があれば、関係が悪くなることはほとんどありません。


■ 自分にも「予定を変えていい」と許可を出す

頭では「無理しない方がいい」と分かっていても、
「申し訳なさ」で気持ちがぐるぐるしてしまうことってありますよね。

そんなときは、「私は今、自分を守るために予定を調整してもいい」と
心の中で何度も言い聞かせてみてください。
少しずつ、気持ちが落ち着いていきます。


おわりに

予定を変えることは、悪いことではありません。
それはわがままではなく、自分を大切にする行動です。

無理して壊れてしまうよりも、ひと呼吸おいて整えて、また笑顔で会える方がずっと素敵だと思いませんか?

予定を守ることも大切だけれど、
自分の心を守ることはもっと大切。
そう思えるようになったら、きっと人との関わり方も少しずつ変わっていきます。

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