他人の目が気になりすぎてしんどい人へ。HSP気質の私が実践している対処法

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はじめに

人と話しているとき、
すれ違ったとき、
職場や家の中でも。

「今、どう思われてるんだろう」
「変な人って思われたかも」

そんなふうに、他人の目ばかりが気になって、
必要以上に自分を抑えてしまうことはありませんか?

私はHSP気質で、ずっとその悩みと付き合ってきました。
でも、少しずつ自分の感覚に気づいてから、
以前よりラクになってきたんです。


なぜ他人の目が気になりすぎるのか?

■ 「嫌われたくない」「失敗したくない」気持ちが強い

HSPや繊細な人は、相手のちょっとした表情や態度に敏感です。
そのぶん、「どう思われてるか」を先回りして考えすぎてしまいます。

それは決して悪いことではありません。
むしろ、人にやさしくできる力でもあります。
でも、それが過剰になると、自分の気持ちが押しつぶされてしまいます。


■ 他人の評価が“自分の価値”になってしまうから

「○○さんがどう思うか」が中心になってしまうと、
本来の“自分の基準”が見えにくくなります。

気づけば、人に合わせてばかりの毎日。
どんどん自分らしさがわからなくなって、ストレスを感じることが増えていきます。


■ 過去の経験が影響していることも

昔、誰かにきつく怒られた経験。
些細なことで笑われた記憶。

そんな過去があると、
「目立たないように」「失敗しないように」
無意識に自分を守ろうとするようになります。


他人の目が気になったとき、私がやっている3つのこと

■ 「私は敵じゃない」と心の中でつぶやく

自分を守るためにピリピリしているとき、
まるで世界全体が“敵”のように感じることがあります。

そんなときは、
「私は誰も傷つけない」
「私は今、ただここにいるだけ」

そう言い聞かせるだけで、心がほんの少しゆるむことがあります。


■ 意識を「相手」から「自分の行動」に戻す

気になりすぎると、意識が全部「相手の反応」に向いてしまいます。
でも、自分が“今”していることに意識を戻してみると、不思議と落ち着いてきます。

たとえば…

  • 「ちゃんと歩けてるかな?」→「今、歩いてるだけだよね」
  • 「今の返事、変じゃなかったかな?」→「ちゃんと答えようとしてたよね」

■ 本当に怖いのは「自分の評価」かもしれないと気づく

他人の目が気になるように見えて、
実は「自分で自分を責めている」ことが一番のストレスだったりします。

「また気にしてる…」「こんな自分ダメだな」
そうやって自分に厳しくしすぎていないか、
ときどき立ち止まってみることも大切です。


おわりに

他人の目が気になるのは、弱さではありません。
それは、やさしさ思いやりの裏返しでもあります。

でも、疲れてしまうくらいなら、
少しずつ「自分に戻る練習」をしてもいいんです。

完璧じゃなくていい。
そのままのあなたで、大丈夫。

そう思える日が、少しずつ増えていきますように。

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