理由はわからないけど、気分が沈んだり上がったり…
急に落ち込んだり、突然イライラしたり。 さっきまで普通だったのに、気づいたら心がザワザワしてる。
そんなふうに「感情の波」に振り回されて疲れること、ない? 自分でもコントロールできなくて、「情緒不安定なのかな」と思ってしまう。
感情の浮き沈みが激しいと、どうなるか
- 理由がないのに気分が落ちる
- イライラや不安で周囲に当たってしまう
- 自分を責める癖が強くなる
- 他人の反応に敏感になりすぎる
感情の波は誰にでもあるもの。 でもその波が大きすぎたり、頻繁すぎたりすると、 心も体も、かなり疲れてしまう。
それって“気分の問題”じゃなくて、脳や体の反応かもしれない
気分が安定しないとき、 「自分の性格のせい」だと思いがちだけど、実はそうじゃないことも多い。
- 睡眠の乱れや疲労
- セロトニンなど神経伝達物質のバランス
- 食生活や栄養不足
- 情報の取りすぎ(SNS、ニュース)
こうしたものが重なると、 ちょっとしたことで気分が揺れやすくなる。
アダルトチルドレンにありがちな“感情の波”
子どもの頃から、
- 感情を出すと怒られた
- 家庭が不安定で安心できなかった
- 感情よりも我慢や正しさが優先された
こんな経験があると、大人になっても感情をうまく扱えなくなることがある。
感情を出すのが怖くて抑えすぎたり、 逆に抑えきれずに一気に爆発したり。
「気分の波が激しい」の裏側には、 自分でも気づいていない“心のクセ”が隠れているかもしれない。
感情の波に振り回されないための実践アイデア
1. 感情に「名前」をつける
「イライラ」「不安」「寂しい」など、自分が何を感じているか言語化するだけで、 気持ちが整理されて落ち着きやすくなる。
2. 気分を“数値”でとらえてみる
0〜100で「今どれくらい落ちてるか」を記録してみる。 波のパターンが見えてくることがある。
3. 情報を減らす
SNSやニュースを見すぎると、刺激に疲れてしまう。 「今日は見ない」と決めるだけでもかなり違う。
4. 「整う習慣」をもつ
- 散歩、深呼吸、ぬるめのお風呂
- 好きな香りや音楽を取り入れる
体の状態を整えることで、心の安定につながる。
5. サプリや食生活を見直す
マグネシウムやビタミンB群など、 メンタルを支える栄養素を意識してみるのもひとつの手段。
まとめ:波があるからダメなんじゃなくて、波があることに気づけたらそれでいい
感情の波があるのは、決して「弱い」とか「ダメ」なことじゃない。 むしろ、それだけ心がいろんなことに反応してるということ。
自分を責めるより、まずは「今日、波があるな」って気づけるだけでも十分。
気づくことができたら、ちょっとずつ整えていけばいい。 波があるからこそ、自分と向き合える時間が生まれるんだから。