たいしたことしてないのに、毎日ぐったりする
仕事も家事もこなしてるけど、特別ハードなことをしているわけじゃない。 それなのに、いつもどこか疲れてる。 休んでも、寝ても、なんだか回復しきらない。
その疲れ、“常に緊張してる状態”が原因かもしれない。
アダルトチルドレンに多い“力が抜けない”状態
- 親の機嫌に常に気を配っていた
- 家の中がいつもピリピリしていた
- 少しのミスや音でも怒られることがあった
そんな環境で育つと、「気を抜く=危険」と体が覚えてしまう。
交感神経がずっとオンの状態に
- ちょっとした音や気配に敏感
- リラックスしようとすると不安になる
- 「何かしなきゃ」と落ち着かない
これは、いわば体が“非常事態モード”から抜け出せていない状態。 何もしていなくても、心と体が休まっていないから、疲れが取れない。
「緊張状態」に気づいてゆるめるためのヒント
1. 呼吸を意識する
息を深く吐くことで、副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなる。
2. 緊張している体の部位に注目する
肩、背中、手のひらなど、「今どこに力が入っている?」と問いかけてみる。
3. 「何もしない時間」を少しでも確保する
ぼーっとする、湯船に浸かる、音楽を聴くだけでもOK。 「力を抜く練習」を習慣にする。
4. 緊張してきたときの「合図」を決めておく
たとえば「眉間にしわを寄せてる」と気づいたら深呼吸する、など。
まとめ:「何もしないのに疲れる」には、ちゃんと理由がある
“常時緊張状態”は、過去に身を守るために覚えた反応。 でも、今はもう危険な家庭ではなく、あなたが安心していい場所にいる。
疲れの正体に気づくことが、最初の一歩。 少しずつ、自分の中に「安心」を取り戻していこう。