「やらなきゃ」「動かなきゃ」と思っているのに、体が動かない。 そんなとき、自分を責めてしまった経験はありませんか?
何もしていないようで、頭の中はフル稼働。罪悪感や焦りでいっぱいになります。 その感情がストレスとなり、余計に動けなくなる悪循環に陥りやすいのです。
まずは、「動けない自分」=「ダメな自分」という考え方を、少し緩めてみましょう。
やる気が出ないのは、意志の問題じゃない
やる気が出ない状態は、単なる怠けではありません。
脳の疲労やストレス、睡眠不足、心の病気(うつや不安障害など)が影響していることもあります。 また、アダルトチルドレンやHSP傾向がある人は、常に緊張状態にあり、エネルギーを消耗しやすいです。
つまり「動けない状態」には、ちゃんと理由があるんです。 意志が弱いからではありません。
まずは“動けないときの自分”を責めるのをやめよう
一番つらいのは、「動けないこと」より「動けない自分を責め続けること」です。
責めても状況はよくなりません。 むしろストレスホルモンが増え、さらに疲れてしまいます。
まずは「今日はちょっと無理かも」と自分を認めてあげてください。
休むこと=サボり ではありません。 それは“充電”です。
動けないときでもできる“超ハードル低め”の行動例
「何もできなかった…」と1日を終えると、自己嫌悪に陥りやすいです。 そんなときは、“小さなひとつ”をやってみるのがおすすめです。
- 歯を磨くだけ
- カーテンを開けるだけ
- コンビニで好きなものを買う
- 好きな動画を10分だけ見る
- 水を1杯飲む
どんなに小さくても、「できたこと」に目を向けることが、少しずつ自己否定を減らしてくれます。
どうしても動けない時は「休むことが仕事」と割り切っていい
本当に限界のときは、「もう今日は休む」と決めてしまって構いません。
動けない自分を責めながら1日を過ごすより、「今日は完全休養日」と割り切るほうが、心にも体にもやさしいです。
スマホを置いて、音楽を聴く、寝る、ぼーっとする。それだけで十分です。
“また動ける日”は、ちゃんとやってきます。その日までは、ムリに走らなくていいんです。