日常でできるメンタルケア習慣

日々の生活の中で、ストレスを軽減し、メンタルを安定させるためにできることはいくつもあります。今回は、自分自身の経験をもとに、効果があったメンタルケア習慣を紹介します。

1. 運動をする

運動、とくに脚を使った筋トレはメンタルの安定に大きな効果があります。なぜなら、スクワットなどの運動をするとテストステロンが分泌され、ポジティブな気分になりやすいからです。

とはいえ、筋トレがハードに感じる場合は散歩でも十分です。適度な運動をすることが大事なので、無理のない範囲で体を動かすことを意識しましょう。

2. 睡眠をしっかり取る

メンタルケアで最も重要なのは、睡眠の質を上げることです。過去にシステム開発の仕事をしていたときは、4〜5時間しか眠れず、心身ともに大きな負担を感じていました。そのときは「寝るのが怖い」と感じるほどで、なぜなら「寝たらすぐ仕事の時間が来る」と思ってしまっていたからです。

転職してからはそのようなことはなくなりましたが、今でも精神科で処方された睡眠薬を服用しています。理想は7〜8時間の睡眠ですが、実際には6〜7時間程度。これでも十分な睡眠時間を確保できるようになっただけで、メンタルの安定感は大きく違います。

3. 趣味に没頭する

ストレスを抱えすぎないためには、嫌なことを忘れる時間を作ることも重要です。自分の場合は、ゲームをしたり、YouTube(特にVtuber)を見たりする時間が、気持ちを切り替える助けになっています。

趣味を持つことは、リラックスするためだけでなく、「自分の好きなことに没頭する時間」を作ることで、ストレスを軽減する効果があります。

4. 環境を整える

部屋の整理整頓もメンタルケアの一環です。とはいえ、普段から片付けを習慣にしている人には、あまり必要ないかもしれません。

しかし、部屋が散らかっている人は、少しずつでも整理を進めると気分がスッキリします。よく「A型の人は片付けが苦手」と言われることがありますが、それは「一気に全部片付けようと考えがちで、結局やる前に疲れてしまう」からだそうです。

自分もその傾向があるため、「今日はこの部分だけ片付けよう」と決めて、小さく進めるようにしました。その結果、部屋もスッキリし、気持ちも軽くなりました。

5. 考え方を変える

メンタルが悪化すると、周りが敵ばかりに見えることがあります。職場で同僚の何気ない一言や行動に対して、「自分のことが嫌いなのか?」「陥れようとしているのか?」と考えすぎてしまうこともありました。

今でもその傾向はありますが、「違う視点で考えてみる」ことを意識しています。たとえば、誰かに相談できる環境があれば、「それは考えすぎじゃない?」と客観的な意見をもらうことができます。

他人の言動を深く考えすぎるのではなく、「本当に悪意があるのか?」「ただの思い込みではないか?」と一度立ち止まって考えることが、ストレスを減らすポイントです。


まとめ

日常でできるメンタルケア習慣として、

  • 運動(特にスクワットや散歩)
  • 十分な睡眠をとる
  • 趣味に没頭する時間を作る
  • 部屋の整理整頓を進める
  • 考え方を変える意識を持つ

といった方法を紹介しました。

すぐにできることも多いので、まずは気軽に試してみてください。メンタルを安定させるためには、「完璧を目指すのではなく、無理のない範囲で続けること」が大切です。