「なんでこんなに自信がないんだろう」って思うこと、ない?
褒められても信じられない。 失敗するとすぐに「自分なんか…」と落ち込んでしまう。 周りから見ればちゃんとやってるのに、なぜか自信が持てない。
それって、自己肯定感が育ちにくい環境で育ったからかもしれない。
自己肯定感の“土台”は、家庭の中でつくられる
子どもにとって、家庭は「安心できる場所」であることがとても大切。 その安心感の中で、
- 自分の気持ちを受け止めてもらう
- 失敗しても見放されない
- ただ“そこにいるだけ”で価値があると感じる
こうした経験を重ねることで、自己肯定感が育っていく。
安心できない家庭で育つとどうなる?
- 親の顔色をうかがうのが当たり前になる
- 感情を出すと怒られる、否定される
- 「ちゃんとしていないとダメ」と思い込む
そんな環境では、 「そのままの自分でいても大丈夫」と感じることができない。
その結果、大人になっても「自分には価値がない」と思ってしまいやすい。
自己肯定感が低いと、どんなしんどさがある?
- 他人の評価に振り回されやすい
- 「がんばっても報われない」と感じやすい
- 人間関係がしんどい(頼れない/断れない)
- 「自分のことがよくわからない」と感じる
これらはすべて、 「安心して自己主張できなかった」子ども時代の影響かもしれない。
今からでも、自分の価値を見つけ直していい
「本当はどう感じてた?」を振り返ってみる
子どもの頃に我慢してきたこと、 本当は言いたかったことを少しずつ掘り起こしてみる。
「できたこと」だけを記録してみる
小さなことでいい。 自分ができたことを1日1個だけ書いてみる。 「自分、意外とやれてるかも」に気づける。
「安心できる場所」をひとつ見つける
家じゃなくてもいい。
- 話を否定せずに聞いてくれる人
- 気を使わずに過ごせる空間
そういう場所が、今のあなたの“心の土台”になっていく。
まとめ:「安心」をやり直すことで、自己肯定感は育て直せる
子どもの頃に安心できなかった人は、 「安心とは何か」を知らないまま大人になってしまうことがある。
でも、それを今から取り戻していくことはできる。
「ちゃんとしなきゃ」じゃなくて、 「ここにいていい」と思える感覚。
自己肯定感は、安心できる環境の中で、あとからでも育て直せるもの。 まずは自分を否定せずに、少しずつ整えていこう。