ストレスが抜けない人にありがちな思考グセと、その手放し方

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はじめに

ちゃんと寝たはずなのに、疲れが取れない。
好きなことをしても、気分が晴れない。
仕事や人間関係のストレスから距離をとっても、まだモヤモヤしている。

「なんでこんなにしんどいんだろう」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?

もしかするとその原因は、“思考グセ”にあるかもしれません。


ストレスが抜けない人にありがちな思考グセ

■ 「ちゃんとしなきゃ」が強すぎる

真面目な人ほど、心のどこかに
「しっかりやらなきゃ」「ちゃんとしないと」
という思いがあります。

でも、それが強すぎると、
たとえ頑張っていても「まだ足りない」と自分を追い詰めてしまいます。

休んでいても罪悪感。
手を抜くことに抵抗感。
その状態では、心は休まるどころか、どんどん消耗してしまいます。


■ 他人にどう思われるかが気になりすぎる

誰かにどう見られているか、どう思われているか。
その視線を気にしすぎて、自分の気持ちを置き去りにしていませんか?

HSP気質や繊細な性格の人は、周りの空気に敏感です。
そのぶん、“他人軸”で考えるクセがつきやすい。

その結果、本当はしたくないことでも断れずに引き受けて、あとで疲れきってしまう。
他人の期待に応えようとするたびに、少しずつ自分のエネルギーが削られていきます。


■ 「~すべき」で自分を縛ってしまう

  • ○○するべき
  • ○○しないとダメ
  • ○○して当然

この「べき」が多すぎると、自分へのプレッシャーがどんどん強くなります。
それはまるで、自分が自分を叱っているようなもの

「疲れてるのに休めない」
「気持ちが沈んでるのに元気に振る舞ってしまう」

その背景には、強い“べき思考”が隠れていることが多いんです。


■ 「まだ大丈夫」で我慢を続けてしまう

ストレスを感じていても、
「これくらい平気」
「まだやれる」
と、自分に言い聞かせて無理をしてしまう。

本当は休みたいのに、
本当は限界に近いのに、
それに気づかないふりをしてしまう。

そして、気づいたときには心も体もヘトヘトに。


思考グセに気づいたとき、私がやっていること

■ 「今、なんでそう思ったの?」と自分に問いかける

ネガティブな感情がわいたとき、
ただ反応するのではなく「なんでそう思った?」と一歩引いてみる。

それだけで、感情が少し落ち着くことがあります。


■ 「~すべき」が出たら「本当にそう?」と問い直す

「~すべき」は心のクセであることが多いです。
「誰がそう決めたの?」
「本当に自分がそう思ってる?」

こう問いかけることで、思考に“余白”が生まれます。


■ 自分の疲れに気づいたら、それを否定しない

疲れを感じたとき、
「まだ大丈夫」と否定するのではなく、
「そっか、疲れてるよね」と自分に共感する

それだけでも、心がふっと軽くなります。


おわりに

ストレスは、外からの出来事だけじゃなく、
自分の思考のクセによっても強くなるものです。

だからこそ、自分の考え方に目を向けることで、
少しずつラクになる道が見えてきます。

完璧じゃなくてもいい。
できてない日があってもいい。
まずは、自分の心にやさしくしてあげることから始めてみませんか?

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