落ち込むクセ、あるよね。
ちょっとしたことで落ち込んでしまう。気づけばずっとそのことを考えてる。 そんな「落ち込みぐせ」、心当たりある人も多いんじゃないかな。
一度落ち込むと、自分を責めたり、頭の中で同じことを何度も繰り返してしまったりする。 「またやっちゃった…」と自己嫌悪して、ますます落ち込む──そんな悪循環。
でも実は、それには理由がある。
繰り返す“落ち込み”には共通の思考パターンがある
落ち込みやすい人の思考には、ある種の「クセ」があることが多い。
たとえば──
- 完璧主義:「ちゃんとできなかった自分が許せない」
- 自己否定:「どうせ自分なんか」「自分が悪いに決まってる」
- 極端な一般化:「いつもこう」「誰もわかってくれない」
これらは、過去の経験や育った環境が影響していることも多い。 一つの失敗や不安から、どんどんネガティブな思考が広がってしまう。
思考グルグルを止める3つの対処法
1. 頭の中を紙に書き出す
思っていることをすべて書いてみる。 「こんなこと考えてたんだ」と客観視できると、少し落ち着く。
2. 「事実」と「感情」を分けてみる
「失敗した」→ これは事実。 「自分はダメだ」→ これは感情。
この2つを分けるだけでも、思考の渦に飲まれにくくなる。
3. ひとまず環境を変える
深呼吸して外に出る、音楽をかける、体を動かす。 ぐるぐる考えている時は、とにかく“今の状況”から一歩離れるのが大事。
それでも落ち込む時は“揺れてもいい”と認めよう
どんなに対処しても、落ち込むときはある。 でもそれは「弱い」んじゃなくて、「揺らぐ心がある」ってこと。
感情が動くのは、生きてる証拠でもある。
「また落ち込んだ」じゃなくて、「ちゃんと感じてる」と受け止めてあげよう。
まとめ:落ち込みと仲良くなると、少しずつラクになる
落ち込みグセは、急には消えない。 でも、思考のクセに気づいて、少しだけ対処できるようになると、 心の中の重さがスーッと軽くなる瞬間が増えていく。
落ち込むことを「悪いこと」にせず、 「今、自分はこう感じてるんだな」と認めていく。
それだけで、前よりちょっとだけ、ラクに生きられるかもしれない。