「平日は寝不足でヘトヘト…だから週末くらい、好きなだけ寝たい」
それ、よくあることですが── 月曜の朝に“なんかだるい”“起きられない”となるのは、寝だめによって睡眠リズムが崩れているサインかもしれません。
今回は、寝だめが逆効果になる理由と、やさしくリズムを立て直すコツを紹介します。
寝だめが逆効果になる理由
・長時間眠ると体内時計がズレる
・脳が「夜型モード」になってしまう
・夜に眠れず→朝に起きられず→生活リズムが乱れる
これっていわば、“時差ボケ状態”。
1日で戻そうとすると余計に疲れるので、まずは「整える意識」だけでOKです。
睡眠リズムが乱れると起こること
・朝の目覚めが悪くなる
・日中にやる気が出ない/ぼーっとする
・食事やメンタルもズレてしまう
体だけでなく、「感情の起伏」や「思考の整理」にも影響が出てきます。
リセットのコツ|やさしいやり方でOK
🔹 起きたらまず光を浴びる
カーテンを開けて自然光を浴びるだけで、体内時計が少しずつリセットされていきます。
🔹 昼寝はアリ(ただし短く)
15〜20分の仮眠ならOK。夕方以降は控えておくと、夜の眠気が戻りやすくなります。
🔹 寝る前の“眠気を妨げない環境”を意識する
スマホや強い光・刺激的な動画などは避ける。 静かな音楽やアロマ、間接照明などで“自然に眠れる空気”を作るのがコツです。
🔹 2〜3日かけて“1時間ずつ”戻す
いきなり「23時就寝!」と決めずに、ゆっくり戻していく。 0時→23:30→23:00と少しずつなら、体も納得してくれます。
まとめ
寝だめは、短期的な回復にはなっても、生活リズムを崩しやすい側面もあります。
でも、「また乱れたら、また整えればいい」くらいの気持ちでOK。
やさしく、自然な形でリズムを取り戻す方法を、ひとつずつ試していきましょう。